婚活が流行ってますね!
昔ながらの結婚相談所から、最近増えている街コンや、出会える居酒屋(!?)など色々な出会いの場があるようです。

そういった場では「独身証明書」の提出が求められることが多いようです。
日本国籍の方の場合は、本籍地のある役所で取得出来ますが、在日韓国人(韓国籍)の方は日本の役所では取得できません。

では韓国人の方はどうするのか?
在日韓国領事館で発行される「婚姻関係証明書」を提出します。

ただし、日本の独身証明書と異なる部分があります。
「独身証明書」は「現在独身である(既婚ではない)」旨が記載されますが、「婚姻関係証明書」には、本人の「結婚歴」が記載されます。
つまり、前婚があると「婚姻」「離婚」と履歴が出てきます。

以前は、名古屋領事館で「独身証明書」と同じような「婚姻要件具備証明書」が発行されていましたが、現在は発行されなくなっています。

(※各主催会社によって提出書類が異なる場合もありますので、ご自身の提出先に確認してください!
ご依頼時にご希望の方には、提出先への確認も当事務所からさせていただきます。

追記(2024年11月)

上記の記事を掲載したのが約10年前の2015年でした。

当時は婚活のための婚姻証明書のご依頼、ご相談が多くありましたが、最近はめっきり減っている印象です。

晩婚化、未婚率の上昇などどいうニュースを見ると「婚活」自体が流行らなくなっているのでしょうか。

それとも、マッチングアプリが盛んになり個人間の出会いの場が主戦場となっていっているのかもしれません。

反して、韓国戸籍関連の相続のご相談が年々増えています。不動産登記の義務化(以前は、不動産登記は亡くなった方の名義のままでも罰則はありませんでした)により、不動産に関わる相続手続きが増えたためと思われます。

面白いといっては不謹慎ですが、時勢が垣間見れるなぁと感じますね。